歯科医院経営コーチの森脇康博です。
歯科医療、歯科医院経営の視点から社会や患者を見ていると見えないことが多くあるなぁ、と最近つくづく感じます。
例えば、歯科医院経営で患者が増え続けている場合でも
①地域の患者ニーズのシェアを奪って患者が増えている
②地域の人達にニーズ喚起して患者が増えている
のかで、今後の経営対策は変わってきます。
狭い視点で歯科医療ニーズを見ていると、う蝕や補綴が減少することによって経営的にドンドン追い込まれていく。
しかし、現実には歯科医院に来院する患者数はあまり変わっていません。
歯科医療ニーズが変化していますので、それに気づいて医院を変化されてきた院長は患者を増やし、対応できていない院長が患者を減らしているのです。
こういった変化しつづける歯科医療ニーズは従来の歯科医院の枠からみると見えてきません。
しかし、歯科からではなく、人から医療や健康ニーズを視て歯科医療経営を考えていくと歯科医療はいままで以上に必要とされているし、需要があることがわかるのです。
イノベーター院長が新しい取り組みを始められていますが、その需要が成長期に入って患者に幅広く認知されるまでにはまだまだ時間がかかります。
それまでの経営対策をどうするのかを考える必要があるのです。
人が健康で幸せな生活を送っていく為に、先生の歯科医院が今後どういう役割を果たしていくのか?
ぜひ、形にしてくださいね。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 17:00