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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院スタッフの個性と院長が用意する ”鎧”  [2019年03月20日]
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院には様々な個性を持つスタッフが集まってきます。
 
もともと、歯科医院で働くまでスタッフの一人ひとりは個性の塊です。
 
 
 
個性と言うと他の人と違う特徴があることの様に思われますが、例えば、自分のやりたい事をすぐ実行してしまう事も、大人しく寡黙であることも個性なのです。
 
 
 
スタッフ個々が持つ個性は自分一人でいる時に一番能力を発揮します。
自分を制限できるのは自分だけであり、他の人に制限されることはないからです。
 
自分が興味を持つことに時間を使ってのめり込み、知識や技術、経験を増やしていきます。
 
 
次に理解してくれる家族と一緒にいる場合、仲の良い友人といる場合が個性を出しやすく、相互理解によってその人が持つ能力を活かせる関係性を築けます。
 
 
 
 
 
ところが、就職をすると環境はまったく変わってきます。
職場は自分の個性を活かして自己実現をしていく場ではないことが多いからです。
 
仕事においては「役割」という鎧が与えられ、その中に入ることが要求されます。
 
自分の個性が台形であっても星形であっても鎧に形を合せていく必要があるのです。元々の個性が鎧の形に近い人ならば苦痛はないのですが、まったく違う形をしていたならば鎧に入ることは苦痛でしかなく、その人が今まで築いてきた能力さえ活かせなくなるのです。
 
他に素晴らしい能力があっても、鎧に求められる能力が発揮できないと認めてもらえません。
 
 
 
 
一般的に個人の能力を発揮できないスタッフは、個性に合わない鎧を用意されている事が多く、院長の評価も低いことが多いのです。
 
組織の目的の達成の為にはスタッフに与えた鎧の役割を果たしてもらうことが不可欠だと院長が判断するからです。
 
 
 
 
鎧が大きく重いほどスタッフが持つ個性による能力を発揮出来なくなります。
 
 
 
スタッフマネジメントで上手くいかない場合には、院長がスタッフひとり一人の個性に合わない鎧を用意しているのかもしれません。
 
 
 
鎧を外すとスタッフは頑張らないと思っていませんか?
 
 
 
スタッフがせっかく羽ばたける翼(個性)を持っているのにもったいないですね。
 
 
 
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