歯科医院経営コーチの森脇康博です。
認知対策が十分効果を発揮して、患者の頭のなかで2~3件の選択肢に残れば、来院してもらえるまであと一歩です。
ここで、患者に選んでもらう決め手となるのが
・院長紹介
・治療方針
・院長からのメッセージ
なのです。
私はクライアントのホームページ製作に関わることがあります。
別に私がHTMLを使ってホームページを作成できる訳ではありませんが、院長や医院の魅力を引出し表現する担当として関わります。
開業医団体に勤務している時代に新聞の担当になり院長を取材していた経験から、院長の歯科医療への想いや考え方をお聞きして文章にまとめることを得意にしていました。
たまたま、クライアントの院長を取材してホームページ上で表現したところ、院長の人柄や考え方を伝える短いメッセージに共感して来院する患者が増えたことから、院長の想いを短いメッセージにして伝えることの重要性に気づいたのです。
院長は自分の魅力をわかっていない事が多いので、取材してくれる業者さんがいればお願いする方が良いと思います。
寡黙な院長なのに「院長を中心に笑顔いっぱいの医院」と表現するよりは、「寡黙な院長ですが、休日は技術の習得に積極的に出かけ、時々見せるはにかんだ笑顔が印象的でした」とレポート的に伝える方が人柄が伝わるのです。
誇張した表現をしても患者が来院すればすぐにバレますので、実際の院長の良さを表現してもらえるよう、お願いしてみてください。
先生の医院が患者に認知されて最終候補に残ったとしても、「決め手」がなければ患者は先生の医院を選んではくれません。
その決め手となるのが「院長の人柄」「治療に対する考え方」の表現なのです。
(注意)
論文の様に長々と考え方を書かれる院長がいらっしゃいますが、要旨を短くまとめ、興味があれば続きを読めるようにした方が良いと思います。
テーマ:マーケティング、ブランディング
Posted at 05:00