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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長が医院を安定させるのに必要な7つのこと  [2024年03月16日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
院長が歯科医院を発展させていく過程では様々なことが起こります。
経営的に苦しい時期もあるでしょうし、新人スタッフが長続きしなかったり長年いてくれたスタッフが退職することもある。
 
 
 
 
よく院長から「経営を安定させたい」とか「組織を安定させたい」というお話をお聴きしますが、では「安定する」とは何なのでしょうか?
 
 
それは「チームで支えながら成長し、経営的成果も出しながら理想に向かっている」状態だと思うのです。
 
昔、開業医団体に勤務していた時代に「保険の売上5000万円を超えない程度で安定させたい」「超えそうな年は診療を休んでいる」という院長がおられました。
しかし、院長の気力が充実している時には売上は増えていきますし院長の気力が落ちてきたら売上も下がってくる。売上を一定で保とうとすればどこかで下降していくスパイラルに入ると思うのです。
 
 
 
 
 
安定は常に攻め続けている状態でチームメンバーの心が前向きであって初めて保たれる。
要はその状態をどうやって作ろうとするのかだと思うのです。
 
院長一人が頑張っている状態で安定が保たれているなら院長は疲弊していきます。そしてどこかのタイミングで院長の心が折れることで組織内が崩れて退職者が出ることになる。
 
院長が「みんなで理想を目指そう」と言ってチームを鼓舞していても、スタッフの心が満たされていなければ忙しさでスタッフの心が折れて院内で問題が発生したり退職に繋がったりする。
 
 
院長だけでなくチームメンバー皆が理想に向かおうとする内発的動機を持って助け合っていないと上手くはいかないのです(2:6:2の法則は働きますが)。
 
 
 
 
院長はどれだけの「同志」を作り出すことが出来るのか?
その為に必要なチーミングをどの様に進めるのか?
 
で、院長がスタッフを引きずりながら理想に向かうのか?それともチームメンバーの力によって理想に向かうのかが決まります。
 
 
 
 
その為に必要なポイントは7つ(グリーン組織を目指す場合)
 
・院長が皆で目指す理想を明確にし、チームメンバーの共感を得ること
・院長が一番努力しているとチームメンバーが感じる状態を作ること
・チームメンバーの心が折れそうになる前に気づき支え合うこと
・理想(目的)達成の為に目標や手段があるという図式を壊さないこと(脱手段の目的化)
・段階的にスタッフに権限を委譲していき組織化すること
・来院した患者が「もう他の歯科医院にはいかない」と感じる状態を作ること(患者の参加)
 
そして、目的の達成の為にチームメンバー全員で経営的成果を出し続ける事です。
 
 
 
 
そして院長が失敗する要因は、
 
・院長の理想へ向かうモチベーションが下がる
・スタッフを思い通りにコントロールしようとする
・スタッフがどうしたいのかに興味がない
・院長の言動がブレる、不一致
・理不尽な扱い
・スタッフに努力を求め院長はやらない
・成長できる環境を作らない
・患者よりもお金
・・・・・
 
等、過去にスタッフから聞いた分だけでも数えきれないくらいあります。
 
 
 
 
歯科医療としても経営面でも攻めた状態で医院とチームを保つ。
その為に必要なチームづくりを進めなければ医院の未来もスタッフの未来も、そして患者の未来も輝かすことは出来ないのです。
 
 
 
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