おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
①患者が自分の病気について理解する。
②治療する必要性を理解する。
③自分の健康の為に治療を受けることを決断し、効果が高い治療法を選択する。
歯科医療で求められているインフォームドコンセントは上記の3つを実現することです。
しかしこの3つを仕組化して質を高めていく作業が奥深い。
何故なら患者は、
・患者によって理解できる説明法が違う
・患者ごとに健康についての価値観が違う
・患者それぞれが正しい判断を妨げる障害を抱えている
からです。
基本的には心理学を基にしてコンサルの流れや動機づけ内容を決めますが、患者が正しい判断をする為にはコンサルを担当するドクターやスタッフのスキルが重要になる。
また、医院規模によっても構築できるコンサルの仕組みは違いますのでコンサルの質は組織の成長度と比例する。
標準化できるコンサルの質には限界があり、成果を出している歯科医院を分析するとスタッフの個人力が高かったりする。
やはり、スタッフの資質を見抜き、適材適所で成長に導くこと。
専門性を磨ける環境を築くこと。
そしてスタッフに長く働いてもらえる医院づくりが欠かせない。
長く働いてもらう事によってスタッフの知識と経験値が増え医院力は向上していく。
私はそう痛感しています。
Posted at 04:00