歯科医院経営コーチの森脇康博です。
診療報酬支払基金の改革
支部に権限がなくなりますし、審査・指導の強化も予想されることから、いまから備えておきたいものです。
院長にとって気がかりなのは
・地域ルールの統一
・コンピュータ審査率の向上
・算定ルールの厳格化
・診療報酬の包括化
ではないでしょうか。
これから医療機関も電子化が求められていきます。
予定では来年中に支払基金の新システムが導入され、2021年の後半には9割のレセプトがコンピュータ審査で完結するのです。
それに向けて、ぜひお勧めしたいのが、保険請求内容と算定ルールのチームでの確認です。
地方ルールの恩恵を受けている地域は特に重要な作業です。
勤務ドクターや担当制衛生士がいる歯科医院でも見直しが必要です。
勤務ドクターの請求内容をチェックして修正される院長もいらっしゃいますが、
保険請求内容や算定ルールのチームでの再確認は、
・請求もれの防止
・治療計画の充実
・適正な治療アプローチへの誘導
にも繋がりますし、勤務ドクターや衛生士が日頃聞けていないことを聞く機会にもなるからです。
例えば、算定ルール等を勤務ドクターが調べてミーティングで解説してもらう方法にすれば、勤務ドクターのレベルアップにも繋がります。
不正請求や不当請求ではなく、保険請求を医院にとって適正化させることは、これからの歯科医院経営において重要です。
一度、話し合ってみてくださいね。
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テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:00