歯科医院経営コーチの森脇康博です。
日本における子どもの虐待について、とうとう国連から改善を求められましたね。
虐待は犯罪ですので私は懲戒権の削除は必要だと考えています。
だだ、問題はそう簡単ではありません。
言葉による暴力も同様に子どもの成長に悪影響を及ぼすからです。
「言葉や体罰の問題は親子で救わなければならない」とNHKのプロフェッショナルに出演された友田明美医師の取組を見て強く感じました。
子どもたちを守る為に、思いやりの国「日本」を取り戻す為に、
何ができるだろう。
イライラする時、不安を感じる時、脳が「対処するべき問題がある」ことを教えてくれている場合があります。
問題に気づき、その解決方法を知っていれば解決に取り組むことで不安は解消に向かうのですが、壁にぶつかったり解決方法がわからない場合には不安が解消出来ずにイライラがどんどん溜まっていくのです。
すなわち、タンクにガスが充満した状態です。
すると、少しのキッカケで導火線に火がつき、怒りのタンクが爆発して、周りの人を傷つけてしまいます。
先生方もスタッフのちょっとしたミスに過剰に反応してしまった経験があると思います。
現代社会では意思決定が高速化しています。非正規労働者が2000万人を超え、子どもの貧困率は13.9%と高い水準にあります。日本社会の貧困化、二極化は確実に進行しています。
一方で日本人のストレス耐性も低下している。
その為に、怒りの導火線が短い人、火がつきやすい人も増えているのです。
大切なのは、
①自分がイライラしていることに気づくこと
②イライラしている原因に気づくこと
③問題を放置しないで早めに解決すること
④怒りのタンクを爆発させないこと
⑤他人だけではなく自分も傷つけないこと
です。
怒りの感情は誰にでもある自然な感情です。
しかし、扱い方を間違えると人間関係を壊してしまい、取り戻すことが出来なくなるのです。
イライラしていると気づいた時は、
①自分が何に不安を感じているのか?
②自分が解決するべき問題は何か?
について考え、生活環境の改善や問題の解決を進めることで、怒りの感情を周りの人にぶつけなくてすむのです。
内観力を高めて、自分の感情をマネジメントできるようになる。
とても大切です。
テーマ:その他
Posted at 05:00