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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院経営で失敗しない為の3つのヒント その1 カネ  [2023年11月28日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院と40年関わってきて歯科医院経営が上手くいかなくなるのには傾向があると感じています。
 
今日はそう一部ですが紹介したいと思います。
 
歯科医院経営が上手くいかなくなる原因は「カネ」「ヒト」「モノ」、いわゆる経営資源の扱い方に問題があるのです。
 
 
 
 
今日はその一つ目の「カネ」についてです。
 
 
一つ目の「カネ」における問題は院長が歯科医院経営でお金を生み出す仕組みの作り方を理解できていないことによります。
 
①どういう治療コンテンツの技術を磨き、広告を使って地域にアピールすれば患者が集まるのか?を理解できていない
②どう取り組めば患者が「自分は歯周病と言う病気に罹患していて治療に通うことが必要」だと理解するのか?を理解できていない
③自分の症例では保険治療よりも自費治療の方が歯を守れるのだと患者が納得するコンサルの仕組みの作り方を理解できていない
④どういう治療コンテンツを重視して経営すれば残せるお金が増やせるのかを理解できていない
⑤院長の適正な給料額を理解できておらず院長が手を出してはいけないお金に手を出すこと(公私混同)
⑥医院の治療品質や収益性を高める目的ではなく院長が欲しい医療機器を買ってしまうこと
⑦院長が損益計算書の利益の意味を理解できておらずキャッシュフローを悪化させること
⑧院長が経営者としてお金の仕組みを理解するべきだという認識が弱いこと
 
等々、書き出すと限りがありません。
 
 
 
 
私が開業医団体に勤務して「お金を残すセミナー」を企画していた時代から、歯科医科の院長はお金に対して間違った認識を持っておられる方が多かった。
とにかく医院は自分のものなので財務会計のルールさえ守れば何をやっても良いという認識の方が多かったのです。
 
 
そこが医院を大きくされたり経営的に成功される院長との大きな違いなのです。
 
 
これから多くの院長にとっては歯科医院の経営環境が悪化していく中で、この「カネ」という重要な経営資源を上手く活かせないことは致命的です。
 
だから、先日ブログに書きました様に院長として受け取れる正当な報酬に改め、医院の未来を切り拓く資金を積み立て、経営的に成果が見込める分野に投資してください。
 
第一歩目は税金や未来投資資金なども明確にし、「収支分岐点売上高(損益分岐点ではない)」を計算し、一日に最低確保するべき売上高を見える化して院内に貼りだしてください。
収支分岐点は院長一人では出せないでしょうから顧問の会計事務所に協力してもらってください。そして個人経営でもキャッシュフロー計算書は作成できますので、毎月、フリーキャッシュフローの変動について会計事務所に説明してもらってくださいね。
 
お金の流れを見える化して院長の一存だけでは使えなくする。
資金を投下するなら回収できる根拠を説明しなければいけない様にする。
 
とにかく根拠なく無駄なお金が流れださない仕組みが必要なのです。
 
 
 
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