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おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
最近はマーケティングについての知識がある院長が増えてきたと感じます。
マーケティングって自分が扱う商品を消費者に売る為の策略ってイメージがありませんか?
確かに「マーケティング」って検索すると、
「どの様な価値を提供すればターゲット市場のニーズを満たせるかを探り、その価値を生み出し、顧客に届け、そこから利益を上げること(コトラー)」とあります。
ネットで解説するする人の仕事の都合でしょうが、我田引水的に解説されていることが多く、例えば上記の分だけを読めば「利益を上げることが目的」の様に勘違いしてしまう。
しかし、マーケティングは理念に基づく事業を前に進めていく為に必要なツールであり、「利益」は目的ではなく理念に基づく事業を前に進める為のガソリンなのです。
例えば、先生が真摯に治療技術を磨き続けて歯科界で技術指導をするレベルになったとしましょう。
しかし、そのままでは先生の治療技術を求めている患者には伝わらないのです。
歯科医療におけるマーケティング、
それは先生が地道に磨いてきた治療技術を、その治療技術を必要とする人に届ける為のツールとしての役割です。
休みの日を使って治療技術を磨き、多くの困っている患者を助けられる技術を持っていながらそれを近くから来院してくる患者にしか使っていない院長が多いと感じます。
一方、提供する歯科医療の質も真のホスピタリティの質も向上させる努力を怠っているのに経営手法だけ長けている院長もいる・・・。
では、患者にとってどちらの院長と出会うことが幸せなのでしょうか?
私は真摯に「提供する歯科医療の質」を高めようとする院長にこそツールとしてのマーケティングが必要だと考えています。
患者に「あなたが抱える問題を解決できるドクターがここにいますよ」と知らせて救ってあげて欲しいのです。
また、治療技術はまだ未熟ではあるけど、真摯に治療技術とホスピタリティを高めようと頑張る院長の存在も多くの人に知って欲しいです。
先生が所有される技術で助けられる患者は沢山います。
ぜひ、先生の技術と存在を必要とする患者に知らせてあげてください。
テーマ:マーケティング、ブランディング
Posted at 05:00