歯科医院経営コーチの森脇康博です。
三つ目は三方よし経営における”世間よし”です。
”世間よし”とは地域医療に貢献すること。
いま通っている患者を8025に導くことです(最終的には8028)。
治療で来院した患者は様々な理由で来院しなくなります。
「患者はどうやればメンテナンスに移行して定期管理で通うようになるのか」
「口腔内に問題がなくても、自費メニューであっても予防で歯科医院に通いたい」と考える患者をどうやって増やしていくのか?
”自分や家族の健康を守るのは私の責任”と患者が考える。
”地域の医療や介護のネットワークづくり”に患者が参加してくる。
その為に、歯科医療従事者はひとり一人の患者の未来を真剣に考え、寄り添い、途中で患者が来院しなくなったら「悔しい」と残念がり改善点を探すスタッフを育てる。
院内の仕組みを改善して患者を動機づける方法をブラッシュアップし続ける。
売上の為じゃない、患者の為、そして地域医療の発展の為。
院内で患者への働き方を懸命に工夫していると、
結果、歯科医院は地域から支持され、地域に健康な人が増えていく。
それが”世間よし”だと考えます。
すでにそれを実践している院長はいます。でも、地域医療を守る為には同じ考え方をする院長をもっと増やしていく必要がある。
まとめとして
歯科医院経営をサポートしていて実感するのは、
「考え方」を間違えてしまうと院長の理想は実現しないということ。
考え方が正しければ、後は上手くいく方法を見つけ努力を続けるだけ。
その考え方において自信を持ってお勧めできるのが「三方よし」なのです。
三方よしな組織はそう簡単にはつくれない。
でも実現すれは、これほど素晴らしい組織は他にない。
院長一人では無理がある。だからそれを支える人が必要。
三方よしな歯科医院を目指される院長を支える為にも、私が成長し続ける必要がある。
仲間と一緒に院長を支えていく仕組みを作りだす必要がある。
そう考えています。
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テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:00