歯科医院経営コーチの森脇康博です。
歯科医院経営を考えた場合、アポイント枠をどれだけ増やせるかは重要です。
しかし、なかには「枠を短くするとちゃんとした治療ができない」とお考えの院長もおられるでしょう。
私は、これからの厳しい歯科医院経営を考えた場合、効率を優先してホスピタリティを低下させるのではなく、生産性を高めて、工夫をして、治療の質もホスピタリティの質も落さないことが必要だと感じています。
私はスタッフに「忙しいから出来ないは間違いです」と話します。
それを行う必要性を感じていないから出来ない。本当に必要だと思ったら「どうしたら出来るか」を考えるはず、と伝えます。
人を成長させるには「時間」を意識することが不可欠です。
例えば「ドクターがナートの練習をする」「衛生士がSRPの練習をする」場合でも、時計を置いて練習するのか時計を置かないで練習するかで成長が大きく変わるのです。
忙しいなかで、時間がないなかでどれだけの事が出来るのかを試すことで生産性を向上させることが出来るのです。
勿論、やるべきことを省くことなく、品質を落とさないことが重要です。
使える時間が多いから治療やホスピタリティの品質が高いということにはなりません。手も遅いし品質も低い、空き時間にはスタッフが雑談をしているという歯科医院はたくさんあります。
でも、それではこれからの時代に生き残ることは出来ないのです。
時間がないから工夫する、自分の能力を高めて品質を落とさない。
これからの歯科医院経営ではかなり重要になっていきます。
ぜひ、時計を活用してくださいね。
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Posted at 05:00