歯科医院経営コーチの森脇康博です。
熱海温泉で販売されている「毒饅頭」が話題になっています。
もちろん、本物の「毒」が入っている訳ではなく「ドクダミ」が入っている饅頭です。
しかし
・「毒」という言葉のインパクト
・10年間試行錯誤、品質にこだわり、4個入りで税込1500円
・桐の木箱に入り、武田双雲さんが文字を書いている
・週に1~2日しか販売しない
などの要素によって「希少性」が生まれ、テレビでも取り上げられています。
かく言う私も、「熱海温泉 毒饅頭」の口コミに一役買ってしまっています(笑)。
歯科医院で同じことが出来る訳ではありませんが、患者に何を話題にしてもらうかを意識することは大切です。
医院が持つ「原石」を磨いていくことで、家族や友人との話題になりやすいと言えます。
「ABCD歯科って、他の歯医者とは違って〇〇が〇〇なの・・・」「それでさぁ・・・」
という〇〇に何を入れるのかを考えるのです。
例えば
「ABCD歯科って、いままで行った歯医者と違って初診カウンセリングがとても丁寧なの。まず、私の困りごとを全部聴いてくれて・・・」
いままで通った歯科医院と何かが圧倒的に違って、患者の期待を越えなければ口コミは生まれません。
何かをプレゼントしたり、サプライズ的なことをやる必要はありません。
思いやりや、労わりの言葉を徹底的にかけてあげるだけでも良いのです。
歯科医院の口コミは歯科医療として相応しいものである事が大切なのです。
Posted at 20:00