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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院経営の先が見えずらい時代だからこそ必要なのは・・・  [2020年08月07日]
 
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歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
 
 
ある日の朝、三方よし院長はアポを切って全員を集めてこう言いました。
 
 
 
 
皆さんおはようございます。
 
今日は、当院がこれから目指していくビジョンについてお話したいと思います。
 
 
〇〇歯科医院で働く皆さんは来院される患者さんにとっても、地域に暮らす方々にとっても、もちろん私にとってもかけがえのない大切な存在です。
 
いつもの皆さんの頑張りに感謝を伝えたいと思います。
 
 
 
さて5年後、当院はどんな医院になっていてそして皆さんはどれだけ歯科医療従事者として成長しているでしょうか?
 
まず、5年後に向けて当院では「患者が離脱しない歯科医院」を作っていきます。
何故なら患者さんが必要な治療を受けなかったり途中で来院しなくなれば患者さんの健康を守れなくなるからです。
 
 
 
当院には多くの患者さんが来院されます。
 
しかし、残念ながら歯周疾患を持つすべての患者を動機づけて定期管理に移行していただけている訳ではないのです。
 
それは院長として不徳の致すところでもあるのですが、私は何としても治療が必要な患者さんに最善の治療を提供して、患者さんが80歳90歳になった時に「ああ、ちゃんと〇〇歯科医院で定期管理を受けてきて良かった」「〇〇歯科医院の皆さんと二人三脚で家族の健康を守ってきて良かった」と感じて頂きたいのです。
 
その為には、院長の私が襟を正して治療技術を磨き患者さんとの信頼関係を築いていくことは当然なのですが、私一人の力だけではビジョンを実現できないので、ここにいる皆さんと一緒に実現していきたいのです。
 
 
 
 
5年後、当院はSPTやP重防で通う患者さんの数が現在の〇〇人から〇〇人まで増えています。
 
当然、ユニット数は現在のままでは足りませんので〇台への増設を考えていますし採用も〇人考えています。
 
 
 
5年後の歯科衛生士部門は年間売上〇億円を達成している。
 
 
 
私と〇〇先生は専門性を磨いていきます。
私は〇〇の技術をそして〇〇先生は〇〇の技術を磨いて3年後にはそれが収益の柱の一つになるようにします。
 
治療部門における売上は〇億円になっているでしょう。
 
 
 
また、診療スタッフの皆さんはカウンセリングなどのコミュニケーションシステムの改善と受付業務のデジタル化をお願いします。
当院では段階的に受付専任を廃止して、全ての診療スタッフが歯科医療に関わる歯科医療従事者として成長できるように取組みます。
 
当院のホスピタリティが向上したことを確認するKPIは〇〇率と〇〇数で測定します。
 
 
 
 
そして、一番重要な長期管理ができる歯科医院への移行ですが、3年後には歯周疾患を持つ患者さんのSPT移行率が〇%、1年後継続率を現在の〇%から〇%にアップしています。5年後には日本トップクラスまで辿りついている。
 
この数値の向上においてドクターが果たす役割が大きいと思います。TCの皆さんや歯科衛生士の皆さんと連携を強化できるように、メンテチェックではドクターが〇〇を必ずおこないます。
 
 
 
このビジョンを実現していくには①ドクターや歯科衛生士の技術の向上②動機づけシステムのレベルアップが必要ですので、これから衛生士チーフの〇〇さんや〇〇さんにもプロジェクトに入ってもらって具体的な取組みについて意見を出し合いたいと思います。
(他にも具体的な5年後の青写真を説明)
 
 
 
 
この取組みを通じて〇〇歯科医院は地域に方々にとって必要不可欠な存在に一歩近づくことができます。
 
皆さんは”かかりつけ患者”である地域の方々から感謝され、皆さんひとり一人がいるから当院に通いたい、そういう患者さんが増えていくのです。
 
ご両親はご近所の方に「〇〇さんの娘さん〇〇歯科で働いてるの、評判が良い良い所で働いているのね」と言われて嬉しく感じられるかもしれません。
 
 
 
日本一患者が離脱しない歯科医院
 
 
その道のりは簡単ではありません。
 
逆に厳しい道のりになる。
 
でも、それを目指すことで地域の方々の健康が守られ、私たちは地域に欠かすことのできない存在に近づいていける。
 
 
 
地道に施術技術を磨き、コミュニケーション技術を磨き、仕組みを作っていく。
 
毎日、技術トレーニングや勉強会を積み重ねなくてはいけませんし、休日を潰して自分で勉強会に参加するということも必要になるでしょう。
 
でもそれを乗り越えた先には「遣り甲斐を感じながら充実した毎日を過ごし」「友達に自分の仕事と職場を自慢できる」あなたがいるはずです。
 
 
私は皆で励まし協力し合いながら苦難を乗り越え、5年後に地域の方々に愛され支えられる医院を皆さんと一緒に作りたいのです。
 
皆さんと一緒ならやれる気がしています。ぜひ、力を貸してください・・・・・(話はまだまだ続く)。
 
 
 
 
さて、先生はどんなビジョンをチームメンバーに提示し、メンバーを勇気づけますか?
 
歯科医院経営の先が見えずらい時代からこそ未来を明確に語る。
 
それが院長として一番重要な役割です。
 
 
 
 


 
 
 
 
 
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