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◆歯科医院経営ブログ

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もし、先生の医院の歯科衛生士が歯周病を治せる様になりたいと言ってきたら・・・  [2024年02月13日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
ある日の朝、ミーティング前に卒後3年目の歯科衛生士が院長にこんな事を言いました。
「院長、私、歯科衛生士としてもっと勉強して患者さんの歯周病を治せる人になりたいです」
「規格性のある口写やSRPやデンタル14枚法も出来る様になって・・・」
 
 
院長から見れば日常診療でもっと身につけて欲しいことがあり人手も足りていない状況です。
さて、先生なら歯科衛生士のこの思いにどう返答されますか?
 
 
 
この時に院長が歯科衛生士にかける言葉によって、歯科衛生士の未来と医院の未来が決まると感じます。
歯科衛生士の内発的動機が高まっている時にその思いを受入れられない医院に歯科衛生士は集まらないし去っていくからです。
 
 
昨夜も「歯周病を治せるようになりたい」と頑張るある歯科衛生士の思いが院長によって否定され傷ついたという話をある人から聞いて悲しい気持ちになりました。
 
 
 
先生が、良質の歯科医療を提供したいと考えられるなら上記の歯科衛生士の思いにこう返答してはいかがでしょうか?
 
「有難う!〇〇さんがそういう思いでいてくれて僕も嬉しいよ」
「〇〇さんの言っていることを僕も実践していきたいと思うんだけど、うちも人手が足りていないし解決しなければならない課題も多いので、一気にとはいかないけどそれでも良いかな」
「僕も歯周病に関しては勉強不足だし〇〇さんの持っている情報も教えてもらって一歩づつレベルアップしていこう」
「先ずは何から取り組めば良いと思う?」
 
 
スタッフには何かに影響されてテンションがあがる瞬間があります。
それはモチベーションと呼ぶにはまだ漠然としていて院長からみても50点位であることも多いのです。
 
 
しかし、その一瞬のチャンスを院長が逃せばスタッフの心を育てることは出来ずに自走するチームなど作れないのです。
 
 
スタッフの思いを聞いた時、院長は様々な課題の解決を迫られていることが多く「そんなことしている場合じゃない」という心理になりやすい。
しかし、その一瞬のチャンスを潰すことを無意識的に重ねていると、スタッフは「院長に何を言っても無駄」だと感じて指示待ちになっていくのです。
 
 
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