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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長はKPIの使い方をちゃんと理解している?  [2024年03月18日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院でも設定して対策することが重要になってきているKPI(重要業績評価指標)ですが、単なる経営目標数値として使われている気がします。
 
本来はKGI(重要目標達成指標)を達成する為のCSF(重要成功要因)を見つけ、CSFの進捗状況を測定する為にKPIが設定測定されるもの。
 
 
 
 
ではどんな目的を実現していく為にKGIを設定するのか?
設定されたKPIを達成することが医院の目的達成の為に必要不可欠だとチームメンバーの腹に落ちているのかが大切なのです。
 
 
 
数値で経営の状態やプロジェクトの進捗状況を見える化することは必要不可欠。
しかし、経営数値の達成は目的地にたどり着く為の「手段」であり「目的化」してはならないのです。
 
 
 
 
手段の目的化が起こっている歯科医院では「経営数値の達成=院長のお金儲け」とスタッフは捉えていますので、院長が旗を振れば振るほどスタッフは冷めていきます。
そうして院長とスタッフとの間に溝が生まれ、院長のどんな提案もスタッフは悪い方向に解釈していく様になるのです。
 
 
社会人だから
医療人だから
給料をもらっているから
それが仕事だから・・・
 
 
ごもっともなのですが、それだけで人が育ちやる気をだしてはくれない。
自分の中に内発的動機を持てている人は権限を与えてあげることで活躍しだすのですが、多くのスタッフはまだ内発的動機が未成熟で社会人としても発展途上なのです。
 
 
 
 
冒頭で書きました「どんな目的を達成する為にKGIを設定しKPIを測定するのか?」を明確にし丁寧にチームメンバーに説明していく。
でないとKPIを設定して旗を振ってもスタッフは「院長の指示だから」「仕事だから」動くことになります。
 
 
さて、先生は正しい手順でKPIを設定しチームメンバーをその達成の取組みに巻き込めていますか?
 
 
 
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