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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院のチーフや幹部スタッフは自分が上司であることを理解できているか?  [2023年10月16日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
上司とは一般的に役職が上の人です。
歯科医院でもチーフや幹部は上司に当たり、部下であるドクターやスタッフは反対意見を持っていても上司の指示に従って動かなければならないのです。
 
なぜなら上司は課題の達成に責任があるから。
「権限」と「責任」は表裏一体であり権限を与えられるということは責任を果たすということ。
 
じゃあ果たすべき役割や責任は何なのかをトップである院長は丁寧に教えているのか?ということになるのです。
 
 
とここまでは「正論」の話です。
実際には上司が指示をしても部下は思う様に動きません。
 
新しく入社したスタッフに先輩が仕事を教えても上手くできない人がいる様に、上司が指示をしただけでは上手く行動できず成果には繋げられないのです。
 
そんな時に先輩スタッフやチーフ、幹部から出てくるのは、
 
「ちゃんと教えたのに出来ないのであの人はやる気がない」
「能力がない」
 
という言葉です。
 
 
 
 
しかし、能力が無いと評価されたスタッフと面談してみると
 
「求められている成果を出したいのですが、どの様にすれば成果を出せるのかがいま一つ分かりません」
「先輩によって言う事が違っていて・・・」
「覚えることが多すぎて混乱してしまって・・・」
 
という言葉が返ってくる。
この言葉は出来ない言い訳だと取る人もいるでしょうが、その考え方では泥沼にはまっていくのです。
 
 
 
出来ていない人を出来るように導くのが上司であり、チームメンバーをやる気にさせるのが上司。
「チーミング」や「メンバー育成」「悩みの相談」等が上司としての仕事であることを院長はチーフや幹部にしっかりと教えていく必要があるのです。
 
 
これが出来ずに患者の行動変容など出来るはずがありません。
 
 
 
「人が育つ組織」「長く働き経験を積む組織」を作らなければこれからの歯科医院経営には未来がありません。
今いるスタッフを大切にしチームメンバーの可能性を信じて一緒に成長できる歯科医療チームこそが、どんな困難でも乗り越えていける強いチームになるのです。
 
 
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