歯科医院の経営改善や組織づくり、ホームページや看板の活用法指導やスタッフ育成の仕組みづくりをサポート。か強診を活用した長期管理型の歯科医院づくりなど。開業医団体で30年の勤務経験があり安心してご依頼いただけます。

 
◆歯科医院経営ブログ

歯科医院経営コーチの森脇が歯科医院経営に関する情報や感じたことを気ままに発信します。会員限定ブログと違い誰でも読むことが出来ます。

歯科の院長はコントロール手法への依存を排除できるか?  [2023年08月25日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
□ルーチン業務以外は、基本的には院長が作業を指示したらスタッフはそれに従って動くスタイル
□スタッフは決められたことはやるが「+α」の行動ができない
□スタッフは場の状況に応じて動くことができない
□スタッフはキャンセルなどで時間が空いても有効に活用できない
□ミーティングが始まっても下を向いたままのスタッフがいる
□ミーティング時間の半分以上を院長と幹部スタッフが話している
□ミーティングでスタッフが発言したことに対して院長が発言する
□スタッフに「思っていることがあれば遠慮なく言って」と院長が言う
□人事評価制度の項目を細かく決めている
 
上記の3つ以上に該当した場合、院長のスタッフの扱い方によってスタッフが指示待ちになっている可能性が高いと思います。
 
 
 
 
 
スタッフが指示待ちになっているかは院長との会話を聞けばすぐに分かります。
そしてスタッフを指示待ちに変えた院長ほど「指示待ちではなく自分で考えて行動しないと駄目だ」とスタッフに話すのです。
 
 
 
 
なぜ、こうなるのかと言えば「院長の考えや言葉=100%正しい」となっているからです。
スタッフが何かを提案したとしても院長にとっては物足りない、だから院長の考えでスタッフ案に駄目だしして修正させるのです。
 
こういうターンを数回繰り返すだけでスタッフは何が正解なのかを院長から聞き出そうとします。
院長の顔色を見ながら「OK」が出るラインを探るのです。
 
 
 
 
スタッフマネジメントがお得意な院長なら「駄目出しをして修正させる」段階で課題はスタッフのもの(自責)から院長のもの(他責)に移行したことにお気づきだと思います。
100歩譲って「ここの部分をもう一回考えてみて」と言うならまだしも修正させることでスタッフは課題の達成感を味わえなくなるのです。
 
 
スタッフマネジメントではスタッフ個々の能力やチームワークを磨くことが大切。
スタッフに「自分の力で課題をクリアした」という経験をどれだけさせることが出来るかが問われるのです。
 
だから、院長は失敗しても誰からも叱られないが、スタッフは失敗する前にすべて修正されるというのでは成長できないのです。
 
 
 
 もっと具体的に話しを聞きたい場合は有料の経営相談にお申込みください。
 
経営相談のお申込みとお問合せ
Posted at 05:00
 
<<  2024年04月  >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
森脇康博のFacebook
講演依頼
プライバシーポリシー
三方よしビジョン達成サポートのホームページ