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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長はコロナ緊急時の経営計画を立てる  [2020年04月20日]
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
コロナウィルス下における診療については院長によって様々だと思います。
 
今はただ感染対策を万全にし、かかりつけ患者のケアをしながらコロナウィルスの収束を待つ??
 
 
ち・・ちょっと待ってください。
 
 
院長には大切な役割があります。
 
それはコロナウィルスを乗切る経営計画の立案です。
 
まず、医院の固定費を把握しなければ何も始まりません。
 
診療を縮小しても固定費は従来どおりにキャッシュアウトしますので、各月のマイナス額を把握しなければいけません。
 
①1月 通常診療
②2月 通常診療
③3月 30%減少 ①の収入で固定費支払い
④4月 40%減少 ②の収入で固定費支払い
⑤5月 30%減少 ③の収入で固定費支払い
⑥6月 10%減少 ④の収入で固定費支払い
 
 
当然ですが5月から赤字になります。
※厳密には診療報酬が入金されるのは月の後半ですので、もう1カ月前の診療報酬が重要になります。
 
 
 
そして昇給や賞与の時期も重ねってくる。
 
コロナウィルスの収束がまったく読めない状況下で、院長は経営上の判断を下さなければならない。
 
 
 
もし、緊急事態宣言が大幅に延長されたらどうするのか?
 
①感染対策を強化しながら縮小診療を続ける。
②感染対策を強化しながら通常診療を続ける。
③休業を止めて縮小診療で再開する。
④休診を止めて通常診療で再開する。
⑤緊急事態宣言が終了するまで休診を続ける。
 
 
通常診療をしても患者が減る中では融資を受けることは必須と言えます。
 
 
 
じゃあ、準備した資金はいつまでもつのか?
 
院長の年齢によっては、そんな大きな借金をすることが正解なのか?という判断も必要になる。
 
 
 
 
中期的にはコロナ感染症が毎年のように発生したら事業をどう維持していくのか?スタッフの雇用をどうやって守るのか?患者のケアはどうするのか?
 
院長は現在立てている中期経営計画を修正して、先が読めないなかで対策を打っていかなければならないのです。
 
でないとアッと言う間に資金ショートしてしまう。
 
 
 
 
あと、中長期的には事業のリスクマネジメントが必要になります。
 
コロナ下でも固定費を賄い利益を出し事業を成立させていく院長の模索が始まるのです。
 
コロナが流行った年には大幅な赤字になる、というのでは経営の継続はできません。ワクチンが完成したって新たな感染症が必ず出てくる。
 
 
 
もちろん、私もクライアントの為に全力を尽くします。withコロナの時代に成立する収益モデルを院長と一緒に必ず作り出します。
 
 
先生はどんなプランを立てられますか?
 
 
 
 
 
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