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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の改善が進まない院長の特徴とは?  [2019年12月04日]
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
明日から4日間入院して舌の血管腫切除の手術になります。それに伴いブログはしばらくの間休ませていただきます(企画も練り直し診療報酬改定論議が進む年明けから再開できればと思います)。
 
※仕事はしていますので経営相談などのご依頼は受けています。
 
 
 
さて、歯科医院が患者から信頼され発展していく為には弛まぬ改善が必要です。
 
しかし、いつまで経っても改善が進まない歯科医院があるのです。
 
それは、
・患者に優しく
・患者を笑顔に
・遣り甲斐を持って
・患者満足度を向上させて
・チームメンバーが仲良く
 
 
などの言葉をよく使けれど行動がついてこない院長です。
 
 
何故なら、SMARTの法則の
①具体的
②数字で計測が可能
③達成可能
④関連性(何の為に、達成すると何があるのか)
⑤期限
 
が決まっていないからです。
 
 
 
そして、スタッフにとっては院長から指示された、
 
”やらなくてはいけない仕事”になっている。
 
 
仕事なのでスタッフも院長から言われたことをやりますが、院長だけが「④関連性、何の為に」と「完成イメージ」を理解していて、スタッフには丁寧に伝えていない。
 
丁寧に「何の為に」と「完成イメージ」を伝えたらスタッフも頑張ってくれるのに、「何をやるのか」だけを伝えるのでスタッフもやる気が起こらないのです。
 
 
 
だからスタッフには負担感だけが残る。
 
同じ目標を追いかけるにしてもある医院のスタッフは嫌々おこなっていて、もう一方の医院ではスタッフは自分の時間を使ってまで頑張っている。
 
 
例えば車で目的地に向かうのに一方の院長からは何回も道の変更を指示され運転の仕方までを注意されますが、もう一方院長は「目的地がどれだけ素晴らしいのか」「どうやれば行くことができるのか」を話してくれますが、運転は任せてくれる。
 
そしてスタッフが困って相談すると励ましてくれるのです。
 
 
スタッフがどちらの院長の言葉で頑張ろうとするのかは答えるまでもありません。
 
 
 
両方の院長とも「患者の為に良質の歯科医療を提供したい」と真摯に取り組んでいたとしても、伝え方一つでスタッフの受け取り方もモチベーションも変わるのです。
 
 
院長がスタッフの可能性を拡げる伝え方をするのか?それともスタッフのやる気をそぐ伝え方をするのか?
 
 
それによって医院の未来も決まってしまう。
 
 
だから自分の思うようにスタッフをコントロールしようとせず、どう伝えたら相手が気持ちよく動けるのか?をお考えくださいね。
 
 
 
 
 
 
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