歯科医院の経営改善や組織づくり、ホームページや看板の活用法指導やスタッフ育成の仕組みづくりをサポート。か強診を活用した長期管理型の歯科医院づくりなど。開業医団体で30年の勤務経験があり安心してご依頼いただけます。

 
NO3 歯科医院開業時の設備投資で失敗しない3つの方法  [2015年05月16日]
 
   
 
 
夢を持って開業を目指す先生が開業で失敗しないよう、開業相談を始めました。
 
 
 
 
 
「歯科開業の三種の神器」
 
 開業時に必要ですか?
 
 歯科医院を開業する時にはワクワクする気持ちと不安な感情がつ
 
もの。そんな時には耳に入ってくる悪魔の一言・・
 
「先生、これからの時代は三種の神器がないと・・・」
 
ン? 三種の神器???
 
三種の神器、それは・・。メーカーさんの邪魔はしたくないのでここで機
 
器名は書きませんが、そう、あの高額な機器です。
 
 三種の神器がないと患者さんの獲得が出来ない??そんなアドバイ
 
スする人を信用してはいけません。
 
 そんなアドバイスをしてくる人がいたら、その高額な投資を回収できる
 
根拠を聞いてみてください(患者が何人獲得できる・・ではなく、キャッシ
 
ュフローから見て)。
 
 第一線の歯科医療を始めるのに、大きなリスクを冒して多額の設備投
 
資をするのは賢明ではありません。先生のやりたい治療はおありだと思
 
います。ただ、それはスタートダッシュを決めて、収支分岐点売上高を超
 
えてからの話です(損益分岐点ではありません)。
 
 スタートダッシュで経営の仕組みや感覚を掴み、キャッシュを積み上げ
 
てから、第二弾の投資を実行するのです。三種の神器がないと患者さん
 
が来ない、売上が上がらないということはありません。
 
 現在の歯科医院経営を取り巻く環境を見ると、今後益々厳しくなってい
 
くことが予想されます。国民の収入は上がらずに、税金や社会保険料の
 
負担(国民負担率)が上がっていくからです。生活が苦しくなると必ず
 
診抑制が起こります。潜在的需要はあるのですが治療には来てくれなく
 
なるのです。
 
 一部の富裕層はいます。その人達は自分の歯の治療にお金をかけ
 
るでしょう。ただ、三種の神器を導入する人が増えていますので、少な
 
い富裕層を多くの歯科医院で奪い合うようになるのです。
 
 何回も言いますが、開業時に高額な設備投資を行うのは賢明ではあ
 
りません(争奪戦に勝つ自信があれば止めませんが)。スタートダッシュ
 
を決め、経営を安定させてから投資をしても遅くはないのです。
 
 
開業時の設備投資で失敗しない為には
 
①二段階設備投資を勧め、WINWINの関係を築ける業者さんを選び
 
ましょう。(初期投資は抑えましょう)。
 
②一社丸抱えの開業は止めましょう。
 
③三種の神器以外の強みを考え、打ち出しましょう。
 
 
あと、
 
・「最初の頃は赤字でも仕方がない」というウソに騙されないように!
 
・ひも付きの開業コンサル(機器の購入が決まるとリベートがもらえる)
 にも要注意!
 
・治療機器以外に開業時に投資した方が良い物もあります
(ひも付きじゃないんで書きませんが^^;)
 
 
「初期投資を抑えスタートダッシュを決める」
 
これが歯科医院開業成功の秘訣です!
 
 
 
 
夢を持って開業を目指す先生が開業で失敗しないよう、開業相談を始めました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

歯科開業時の経営戦略・マネジメントに関するご相談は

三方よしビジョン達成サポート 代表 森脇康博まで

 

  
 
 
 
 
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