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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院ではドクターの治療提案力を磨く必要がある理由  [2023年01月27日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
ドクターの、
 
・治療技術
・診断力
・治療計画立案力
・治療提案力
・人間力
・コミュニケーション力
 
が歯科医院経営の根幹だとつくづく感じます。
 
 
まず、治療技術がなければ患者に提案する治療の選択肢が少なくなりますし、診断力が低いと口腔内の問題を発見できませんので治療計画が薄くなるのです。
そして治療提案力が無ければ患者がドクターの説明に納得しませんので無難な治療法を選択してしまう。
 
 
 
また、そのドクターが信頼に足る人物であるかを患者は見ますので、人間力やコミュニケーション力も重要。
勤務ドクターで売上を上げる為にひたすら自費治療を勧める人がいますが、「この人は私の治療よりも自分の成績を重視しているんだな」と患者は感じますので、患者は迷うことなく保険治療を選択してしまうのです。
 
 
もし、患者が自費治療を選択したとしても治療技術を磨かないドクターが担当になった患者は不幸ですし、治療技術が足りていても治療提案力が足りていないドクターの提案に納得できずに保険治療を選択した患者も不幸なのです。
 
 
 
医院にTCがいたとしてもドクターがどんな治療技術などのスキルをもち、患者に何を提案するのかがとても重要です。
ドクターとしてやるべき治療提案をTCに任せるべきではないですし、TCはドクターの治療提案のサポートと患者の心理的ケアをすることで最大の効果を発揮できるのです。
もちろん、TCも補綴物の選択の提案だけではなく治療に関する知識量が多いほど患者の納得度は高まります。
 
 
 
GOALは「患者にとって効果が高い治療法を患者自身が選択」することです。
スタッフが心から納得できる治療提案の仕組みにしないと「ほら、院長は口を開けば自費自費とお金のことばかり」と陰口を言われる。
 
 
自費治療でないと治療効果を高められない症例にはスタッフが自信をもって自費治療を患者に勧められるように、スタッフと話し合っていくことが重要です。
患者にとって自費治療が有効な症例であっても、治療に関する知識が無かったりお金に関する間違った価値観をもっているスタッフは自費治療を提案することに抵抗感を持ちますのでそれを解消しておく必要があるのです。
 
 
 
どちらにしてもドクターの治療技術、診断力、治療計画立案力、治療提案力、人間性、コミュニケーション力を高めようと真摯に取り組んでいる院長がスタッフと患者からの支持を集め、本質の部分はほどほどで経営のテクニックばかりに目がいっている院長がスタッフと患者の支持を失っていると感じます。
 
 
やはり、周りへの巻き込み力は人として歯科医療として大切なことを真摯に続けることでしか生まれない。
求心力がない院長は「指示、叱る、褒める、比較する」などのコントロール力でしか人を動かせませんので長い期間で視ると上手くいかないのです。
 
 
 
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