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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の院長が身につけるべき経営スキル バトルフィールドと診療圏  [2022年12月13日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院経営ではどの土俵(マーケットにおけるバトルフィールド)でどんな競合と闘うのかを選択する必要があります。
例えば同じランチでも「忙しくて急いでいる時のランチ」と時間に余裕があって給料日後すぐ後のランチでは何を選ぶのかが違うでしょう。
急いでいるならコンビニでパンを買って公園のベンチなどで食べたり昼ご飯を抜いたりするでしょうが、時間とお金に余裕がある時には有名店で食べるかもしれません。
 
従って、「忙しい人」と「時間とお金に余裕がある人」は同じランチをする人であってもニーズが違うのです。
つまりマーケティングで言えばバトルフィールドが違うのです。
 
どのバトルフィールドで闘うのかを決めることはとても重要なのですが、多くの人はすべての人の需要を取りに行こうとする。
だから上手くいかないのです。
 
 
 
例えば、歯科医院が忙しいサラリーマンの要求をバトルフィールドに選んだ場合には日祝や平日遅くまで診療することが必要ですので、
 
・駅前
・平日夜遅くまで診療
・日祝も診療
・予約なしでも治療受入れ
・ネットで予約と予約変更が可能
 
という手軽軸の戦略をとる必要がありますので、同じように手軽軸の戦略を取る歯科医院が競合となります。
逆に同じ地域で開業していても夕方6時には診療を終える歯科医院は競合とはならないのです。
 
 
 
 
また、診療圏をどの範囲に設定するのかでも競合関係が変わります。
 
例えば、昔は家電製品をリアル店舗で販売した場合には地域のショッピングモールや家電店が競合でした。
しかし、現在ではネットで簡単に比較しながら購入できる様になりましたので、競合関係は全国に拡がったのです。
 
 
 
歯科医院も保険のう蝕治療を中心にしている医院と自費を含めた多くの治療コンテンツを取り扱っている医院では診療圏の広さが違います。
だから、院長はどの医院と競合関係になっているのかを考えて経営対策をしなければならないのです。
 
 
 
時々、全国どこの地域で検索しても歯科医院の広告が表示される設定になっている歯科医院がありますが、歯科医院の診療圏はそこまでは拡げることは出来ませんので無駄な広告費は使わない様に気をつけていただけたらと思います。
 
 
強い競合医院と闘ってシェアを取る強者の戦略を取るのか差別化をして強い競合との闘いを避ける弱者の戦略を選択するのか?
院長はマーケットをじっくり見ながら対策をする必要があるのです。
 
 
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