歯科医院の経営改善や組織づくり、ホームページや看板の活用法指導やスタッフ育成の仕組みづくりをサポート。か強診を活用した長期管理型の歯科医院づくりなど。開業医団体で30年の勤務経験があり安心してご依頼いただけます。

 
◆歯科医院経営ブログ

歯科医院経営コーチの森脇が歯科医院経営に関する情報や感じたことを気ままに発信します。会員限定ブログと違い誰でも読むことが出来ます。

院長が今いるステージによって目指すべき場所が違うって?  [2020年07月14日]
 
 
☆歯科医療従事者専用(無料会員登録可能)の経営ブログではより歯科医院経営に役立つ情報を発信しています。ぜひご登録ください。
 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
 
 
 
こんにちは、歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院の組織が大きくなっていく過程で、実はいくつかの成長ステージが存在するのですがご存じでしょうか?
 
 
 
代表的でありもっとも困難なのは、
 
院長一人のリーダーシップで成立するステージ
⇒チームメンバーの個々の成長に合せて権限を委譲して組織化されたステージ
 
への段階的移行です。
 
 
 
いわゆるスタッフが自走する組織です。
 
 
 
 
私が多くの歯科医院の院長と関わってきた中で院長が一番苦手にされているのが、この段階的権限委譲のステップです。
 
 
 
 
実は多くの院長は自分の権限を手放すことが出来ないのです。
 
「院長」が役割であることを理解できず、権限委譲ができない場合には、医院が大きくなり院長が忙しくなるにつれて院内に問題が起こります。
 
 
大体の場合には院長が忙しさに耐え切れずにスタッフにイライラし始めるのです。
 
 
 
 
その原因の一つは、
 
院長が減点視点であり、個々のスタッフに自分と同様のレベルを求めること。
 
また、自尊感情が低い院長も権限を手放せずに権限委譲が出来ません。
 
 
内発的動機に火がついたスタッフは権限のレベルを上げながら放置していおくのが原則ですが、ティーチング過程にあるスタッフにコーチングをしたり、任せたはずなのに口を出したりと、院長はとにかく実学に反する行動を取るのです。
 
そしてスタッフは実力を発揮できずに指示待ちになっていく。
 
 
 
 
そんな院長の勘違いの中でも重大な間違いは、上のステージの院長に憧れて一つ上のステージを飛ばそうとすることです。
 
 
組織のレベルが急激に上がって安定し始めているのなら更に上のステージを目指すのはOKですが、まだ、組織レベルとスタッフの心の成長度が追いついていないのに「飛び級」が出来ると考えるのは単なる勘違いです。
 
 
 
 
院長が今いるステージはどの辺りなのか?
 
それを知ることと自分が次に目指すべきステージはどこなのかを知ることは歯科医院の発展にとって必要不可欠なのです。
 
 
 
院長がミーティングで高い理想を掲げスタッフに話しても、
 
スタッフが裏で「そんなことより〇〇を解決することの方が大事」と嘆いている場面をよく見かけます。
 
院長の理想は大事ですが、ステージの上りかたを知らないと組織は混乱するだけで発展していきません。
 
 
 
さて、先生の医院はいまどのステージにいて、次にどのステージを目指すのでしょうか?
 
そして次のステージにいるロールモデルとなる院長は誰でしょうか?
 
お考えください。
 
 


 
 
 
 
 
  経営のコーチングに関するご相談は
 
Posted at 05:00
 
<<  2024年04月  >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
森脇康博のFacebook
講演依頼
プライバシーポリシー
三方よしビジョン達成サポートのホームページ