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◆歯科医院経営ブログ

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売上があるのに大失敗する歯科の院長とは?  [2019年08月10日]
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
質問です。
 
「キャッシュ」とは何でしょうか?
 
先生の医院のキャッシュは何の為に消費されているでしょうか?
 
「利益」と「キャッシュ」はどう違うのでしょうか?
 
 
この一番大切なことを理解できていない院長が多いと感じています。
 
 
 
例えば
「税金を減らす為に期末にキャッシュをつかう」のは間違いだと以前ブログに書きました。それ以外にも首を傾げるキャッシュの使い方が多い気がするのです。
 
 
どんな事業でも基本は
「投下したキャッシュを人・モノ・サービス・情報に変え、早期に増やして戻す」なのです。
 
だから、投下したキャッシュが無駄に使われていないか、効果的か、を経営者が細かく検証する必要がある。
 
 
 
なのに、、、
 
経営者である院長が一番キャッシュを無駄に使ってしまうのです。
 
 
何回も書いていますが、利益を生み出さない医療機器は経営の体力をつけてから購入するべきです。
 
購入したものの結局、使わなくなった医療機器はありませんか?
売却も除却もせずに所有しているとキャッシュが眠ってしまいます。
 
学会のブースで新しい治療材料を購入したら、スタッフが前の治療材料をまとめ買いしたところだった、ってことはありませんか?
薬剤や治療材料の回転の悪さ(棚卸資産回転期間)は、資金効率の悪さに繋がります。
 
 
 
歯科医院経営は「固定費型」のビジネスモデルですが、保険診療においては「ハイリスク・ローリターン」になってしまっている。
 
そこに「患者が減る」という固定費型にとっての最大のリスクが生じていることから、保険診療のウエイトが高い歯科医院の経営リスクが増しているのです。
 
 
 
 
キャッシュの使い方が歯科医院経営を決定づける。
 
損益計算書の「利益」で考えていては歯科医院経営は行き詰ってしまいます。
 
 
売上があってもキャッシュが残らない歯科医院は増えています。
 
大切なのは設備投資ではなく収益性の改善です。
特に保険診療のウエイトが大きい歯科医院は要注意です。
 
 
間違った経営対策では医院の未来は守れないのです。
 
 
 
 
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