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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の患者情報のデータベースはどこに築く?  [2019年05月27日]
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
世の中はドンドン便利になっていきます。
 
単純な事務処理はRPA(ロボディクス・プロセス・オートメーション)に取って代わられつつあり、様々な情報がネット検索で得られる様になりました。
 
 
 
歯科医院でもCRMで顧客情報を管理できる様になっていますし、これからカルテの電子化も進むでしょう。
 
将来的にはAIによる診断補助が入ってきますので、AIやロボティクスによって代替される領域は拡がるでしょう。
 
 
 
 
しかし、ここで大きな疑問があります。
 
便利な機能を導入してチームメンバーの負担を減らしたり、患者の利便性を高めることに異論はないのですが、歯科医療従事者としての成長にマイナスになっている気もするのです。
 
 
例えば、
 
集患をホームページなどの広告に依存
⇒口コミ・紹介で患者を増やす行動の減少
 
カルテやCRMに情報をインプット
⇒患者のことを覚えないので、患者理解が浅くなる
 
自動会計機の導入
⇒患者とのコミュニケーション機会の減少
 
 
 
 
治療時にカルテやCRMの情報は確認するが、頭でも覚えている人と覚えていない人がいる。
 
 
 
 
ある珈琲店では、モーニングセットで常連のお客が何を頼むのかを、多い店員で400人分暗記しているそうです。
 
 
 
人間の頭にもデーターベースがあるからこそ、相手に興味が湧き、コミュニケーションも活発になる。
 
 
 
 
顧客情報管理はこれから益々大切になっていくと思います。
 
しかし、データーベースは一人ひとりのチームメンバーの頭にも同時に築いて活用しなければ意味がないと私は思うのです。
 
 
軽減された作業分は患者とのコミュニケーションに使う。
 
 
とても大切です。
 
 
 
 
 
 
 
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