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口コミ紹介を生む歯科医院づくり 「ブランディング」  [2018年07月31日]
歯科医院経営コンサルタントの森脇康博です。
 
 
 
今日のテーマは”口コミ・紹介を生む歯科医院づくり「ブランディング」”です。
 
 
例えば患者が友人に
「ねぇねぇ、〇〇歯科って△△なの凄いと思わない」
と言った場合、先生の歯科医院で△△に入る言葉は何でしょうか?
 
前回のブログで「選択候補セット」の話をしました。
顧客がどのコンビニを選ぶのかには明確な理由があり、それがあるから顧客はそのコンビニに通うという話でした。
 
今回はその「通う理由」を強化していく為には”ブランディング”が必要だという話です。
 
 
 
 最初に書いた「○○歯科は△△なのよ、凄いと思わない!」に入る「〇〇歯科=△△」とは患者の頭の中に「=」で刷り込まれているイメージのことです。
 
例えば
「ボルボ=安全」
「レッツノート=頑丈、壊れない」
「ダイソン=強い吸引力」
「アリエール=除菌」
「キューピー=マヨネーズ」
「アスクル=翌日配達」
「永谷園=お茶漬け」
 
の様に、
患者が興味を持つキーワードを頭に浮かべた時に「=」として思い浮かべなくてはブランディングは成功しません。
 
 
 例えば先生の歯科医院のホームページを患者が見た時、何というキーワードが頭に浮かぶ様に創っているでしょうか?歯科医院としての世界観をどの様に伝えているでしょうか?
ブランドイメージを患者の頭の中に定着させる為に、患者とのコミュニケーションをどう設計されているでしょうか?ツールは?看板は?
 
 
 
実は患者が「口コミ紹介」をする場合にこの
 
「〇〇歯科=△△」
 
 
 を患者の頭の中に築く必要があるのです。
※ちなみに「〇〇歯科=インプラント」「〇〇歯科=矯正」などではありません。
 
 その為には「理念」や「ビジョン」「行動規準」などを明確にし、スタッフと患者に世界観を落しこんでいく必要があります。
 
 
 
 歯科医院を見学すると、ホームページに掲載されている理念と実際に歯科医院を見たイメージが違うことが多いのですが、そんなことでは患者の頭の中にブランドを築くことなど出来ません。
 
 健康観が高い患者を集めるなら、健康観が高い患者が重視するキーワードと先生の歯科医院が「=」で繋がるように、院内のコミュニケーションシステム、治療システムを高め、広告等を使って浸透させる必要があるのです。
 
 
「選択候補セット」に入るにも「健康観の高い患者を集める」のも、「口コミ紹介で患者を増やす」のにも、ブランドの構築は不可欠だと言えます。
 
 
 
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