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◆歯科医院経営ブログ

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院長が若い時に歯科医院の承継ブランを考えておくべき理由とは?  [2024年01月30日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
さて、理念から始めた五つの歯科医院経営の設計も最後の承継プランです。
なぜ、院長がお若い時に承継プランについて考えておくべきなのか?、それは、
 
 
・院長のリタイア時期が決まらないと「事業プラン」も「ライフプラン」も描けないから
・リタイア後に必要なお金を貯めることが出来ないから
・入ってくるお金から将来に必要なお金を先に除けて貯蓄しなければ無駄遣いをするから
・リタイア時期を決めてその時まで全力で診療に取り組まなければ誰も医院を買いたいとは思わないから(時代に合った診療をする)
・相続が発生すると場合によっては法定相続人間で揉めるから
・いつ病気やケガで診療できなくなるか分からないから
・期限を決めないと院長の理想は達成出来ないから
・スタッフもライフプランが描けないから
等々。
 
そして一番の理由は地域医療が引き継がれていかないからです。
これからは医療機関の廃業や院長の高齢化で「医療」が届かない地域も増えていきます。
だからそれを防止する為にも「元気な医療機関」を未来へと繋いでいって頂きたいのです。
 
 
 
開業医団体時代にセミナー後の経営相談に申し込まれた院長はリタイア時期が不明確である方が多かったですし、生活費に月々いくら使っているのかもご存じではないことが多かった。事業とライフプランの未来が描けていなかったのです。
 
 
リタイア後のお金をいつまでにいくら貯めるのかを決めて実行できれば、あとは事業承継後には第二ステージを楽しむことが出来る。
だから、例えば「60歳」と決めていまから貯めるべきお金を計算し、金融商品を活用した天引き貯金などで院長が無駄遣いする前にお金を目の前から消すのです。
元気な医院を未来に引き継いでお金も貯めたら、臨床を大切にされる方は勤務ドクターとして臨床を続けられるのも良いと思います。
 
 
 
若い患者が8020をイメージ出来ないのと同様に、お若い院長もリタイアをイメージしにくかもしれません。
しかし、事業もライフプランもバックキャストで設計することが必要不可欠なのです。
 
 
ちなみに、その頃の経営相談で算出した院長にとって必要な65歳時点のリタイア後資金の平均は約1~1.5億円でした。
 
だからドンブリ勘定では将来に後悔する日がくるのです。
 
 
 
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