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◆歯科医院経営ブログ

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院長は歯科医院の経営をどれだけ見える化できているか?  [2023年12月01日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院経営を安定的に発展させる為には「財務状況」「経営分析に必要な数値」をどれだけ時系列に記録し、そのデータを分析して経営対策に活かせるかが重要だと私は考えています。
 
「経営の現状」が数値で見える化されていないと改善するべき問題点が見えず効果的な対策が打てない。
なのに大きな歯科医院を除いて「数値で経営の現状を見える化」するという経営の基本が出来ていないのです。
 
 
 
 
例えば自費治療の方が治療効果が高い患者なのに患者が保険治療を選択してしまう時、先生なら何が問題でどの様な対策をすれば結果が変わるのかをご存じでしょうか?
 
この場合に検証するべき要素は4つあります。
 
①自費治療を提案する症例、対象を明確化する(対象数を測定する)
②誰(どのドクター)が診断し治療計画を立てるのかの基準を決める
(ドクターごと症例ごとの診断数を記録)
③対象者の〇%に必要なコンサルが出来ているのかを数値で測定する。
④コンサル数に対する「患者の受け入れ率」を測定する
 
を数値で見える化してどこに改善点があるのかを見つけるのです。
 
 
 
 
 
例えば、②の誰が診断して治療計画を立てるのかは患者にとっても重要です。
ドクターによって身につけている治療技術も治療計画の立て方も違う為に誰に治療してもらうかで治療品質が変わるからです。
 
 
もちろん、医院が大きくなると治療技術が高いドクターがすべての治療を担当することが出来ず分業制が進むのですが、技術力の認定制度を導入して合格していないドクターはその症例を治療できないなど工夫すれば医院が提供できる最良の治療を患者に提供できる。
もちろん、治療技術が高いドクターが治療した方が経営面での成果にも繋がるのです。
 
 
 
 
他にも患者が増えてくると必要なコンサルが実施できなくなりますし、最良の治療提案に対する患者の受け入れ率が低ければコンサルの在り方を見直す必要がある。
それらも数値を測定していなければ改善ポイントが見えてこないのです。
 
 
 
他にも経営の状態を見える化する為に数値を測定するべきポイントは沢山あります。
 
また、次の機会に書きますね。
 
 
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