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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その53 歯科衛生士の生産性  [2021年09月14日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
小規模医科医院(ユニット3台)において一番利益率が高いのが院長と歯科衛生士2~3人(1人は奥様)、受付(パート)1人で高額な設備が無い歯科医院(ドクターユニット1台、歯科衛生士2台)。
 
院長の枠で自費が出れば言うことはありません。
 
当然、開業される場所によって家賃も開業費も違うので一概には言えませんがユニット3台が同時並行的に利益を生めば、固定費に対する収益性が高いからです。
 
とはいっても歯科衛生士さんの生産性も医院によって2倍程度の差があります。
 
か強診を取得できずにSPTⅡを算定できなかったり定期管理の来院継続率が低い歯科医院もあるようで、歯周病治療が進化していかない歯科医院で成長できずにいる歯科衛生士もいます。
 
 
 
そして中規模以上では歯科衛生士枠が多く生産性が高い歯科医院が強い。
 
医院の規模が大きくなるにつれて固定費負担が増えて利益効率が悪くなる時期もあるのですが、投資が徐々に収益を生むようになるのにつれて固定費は変わらないのに残るお金が増えていくのです。
 
 
つまり、損益分岐点を超えた分だけ収益性は改善し損益分岐点比率が高い歯科医院ほどお金が残らない。
 
 
 
 
多くの院長は固定費への投資と収益との関係をご存ない。
 
だから収益構造が悪く固定費負担が大きく収益性が悪くなるゾーンを抜け出せない院長も増えているんですよね・・・。
 
そこを抜け出すカギとなるのが歯科衛生士の成長と生産性の向上なんですが聖域化していて手を出せない場合もあるようです。
 
 
 
これからの時代に歯科医院が闘うべき相手は歯周病です。
 
だから歯科衛生士が成長して患者を動機づけ、長期症例が持てるように院長はしなければならないのです。
 
短時間枠で生産性だけを向上させて患者の歯周病を改善できない歯科医院もあるようですが、地域に質の高い大型歯科医院が進出してくれば内覧会をきっかけに患者を奪われるでしょうね。
 
最後はやはり歯科医療としての質を高めながら生産性を高められる歯科医院が生き残っていくのです。
 
 
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