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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院が正月休みに点検するべき 治療コンテンツ  [2018年12月31日]
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
2018年、ブログをお読みいただきました皆様に感謝致します。まだまだ発展途上の人間ですが歯科界にさらに貢献できます様、精進してまいります。
 
 
 
2018年、最後、 
 
今回は「歯科医院が正月休みに点検するべき 治療コンテンツ」です。
 
 
 
歯科医院の治療コンテンツは一般のお店でいう商品にあたります。
だから、患者の医療ニーズと関連ニーズに基くコンテンツを医療機関として準備出来ているかがとても重要なのです。
 
 
例えば医療法における標榜科目は
・一般歯科
・矯正歯科
・口腔外科
・小児歯科
です。
 
 
歯科医院のホームページを見ると
・審美歯科
・インプラント
・入れ歯治療
・歯周病治療
・ホワイトニング
・マウスピース矯正
・予防歯科
・レーザー治療
 
などの案内が目立ちます。
 
 
 
歯科医院の売上を上げ続けていく為には最終的には専門店から総合店に変化していく必要があります(富裕層が多く集まる地域は除く)。
 
 
何故なら、地域ごとに一つの治療コンテンツで集められる患者数が決まってしまうからです。例えば地域における”メンテナンスに通う患者の率”は決まっていて、地域の歯科医院でそのパイを奪い合っているのです。
 
 
だから、地域環境が変化してパイが縮小すれば獲得できる患者数も変化するのです。
 
 
 
 
いま、患者を確保できているからといって対策をしないでいると、現在起こっているう蝕治療ニーズの減少などの様に歯科医療ニーズが変化した時に対応できなくなります。
 
 
 
院長は、医院の収益を支える治療コンテンツの質を常にブラッシュアップして、さらに質の高い治療コンテンツの数を増やしていく必要があるのです。
 
だから、
 
①収益の柱になる治療コンテンツ
②収益を支える複数のサブコンテンツ
 
そこに
③今から育てて収益の柱に育てていく治療コンテンツ
 
を追加していく必要があります。
 
 
 
あと、
う蝕治療
矯正治療
インプラント
予防歯科
審美歯科
ホワイトニング
3Dプリンター
CT
マイクロ
レーザー
 
など、一通りの治療コンテンツや設備を謳っているものの思う様に売上が増えていない歯科医院もあります。
 
 
 
その場合は治療コンテンツの育て方に問題がある可能性があります。
 
患者が「〇〇治療なら〇〇歯科医院(先生の医院)」と感じる前に別の治療コンテンツを増やしていっても、中途半端な商品になります。
 
 
 
治療コンテンツにもよりますが
 
「患者は中途半端な商品など求めていない」のです。
 
 
 
むし歯の治療なら利便性を優先しますが、患者にとって大切な治療、高額な治療は技術が高くて信頼できる歯科医院を広い範囲から探します。
 
 
 
 
 
だから、単に治療コンテンツの数を増やすだけでは医院の魅力を高めることには繋がりません。
 
 
 
地域で1位になる治療コンテンツを育てる位の意気込みが必要なのです。
治療技術や関連知識を磨いて磨いて、オペレーションも含めて魅力的なパッケージにしなくてはなりません。
 
 
 
 
マンパワーが足りない場合はメインの治療コンテンツの魅力を育ててから追加するのが基本です(当然、う蝕治療ではありません)。
 
 
 
医院収益の未来を支える治療コンテンツの育成、頑張って育ててくださいね。
 
 
 
 
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