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◆歯科医院経営ブログ

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12月に歯科の院長がやっておくべきこと  [2020年12月01日]
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おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
 
あっという間に12月です。
 
今年はコロナに振り回された一年でした。
 
4月5月に売上が落ちた医院もあれば全く影響を受けなかった医院もある。
 
コロナがあったから経営目標が達成できなくても良いということにはなりませんので残り1カ月分で達成を目指し、そして今年の総括をしましょう。
 
年末になると診療に追われることになるので、12月前半にしっかり振り返り来年の戦略と戦術を練ってください。
 
 
 
医療法人は年度途中であることが多いと思います。
 
Withコロナによって中期経営計画の修正が必要ならしっかり見直し達成の為の根拠を積上げましょう。
 
今のままの戦力で目標の達成が見込めないのであれば、どこをどうやって強化するのかを明確にして実行しなければ計画の意味がありません。
 
 
 
来年は「準備期」ですか?それとも「導入期?」「実行期?」「収穫期?」「ブランド化期?」
 
大きな仕組みは数年かけて育てますので、目的に合せて到達点を管理する必要があります。
 
 
計画と戦略・戦術があっても予想外なことが起こるのに、ノープランで歯科医院経営が上手くいくことなどありません。
 
 
 
そうそう、「中期計画立案セミナー」に参加して中期計画を立てたけど目標が達成出来ないとお嘆きではないですか?
 
その計画、何回立てても無駄ですよ。
 
 
何故なら、その計画には目標を達成する為に必要な「根拠」が抜けているからです。
 
例えば
・保険売上 5000万円→7000万円
・自費補綴 2000万円→3000万円
・MRC   480万円→960万円  
・物販   240万円→360万円
 
保険の売上を2000万円増やす目標を立てたとしましょう。
 
保険治療の売上なら1日に14人患者を増やさなくては達成できませんが、
歯科衛生士ユニットを1台追加して1日に8枠回せれば目標は達成できます。
 
 
しかし実際にはユニット稼働率を100%にすることは困難です。
曜日によって勤務する歯科衛生士数が違ったり、歯科衛生士がパート勤務で夕方の枠が減ってしまう医院も増えているからです。
 
 
 
ここで、
 
売上=患者数×治療単価×購入点数
 
だと気づかなくては経営者として失格です。
 
売上を構成する要素は患者数だけではないのです。
 
 
 
じゃあ、どうすれば良いのか・・・
 
 
それはご自分で考えてみてください。
 
医院によって経営状態はまったく違います。
 
だから上記の計算も机上の空論でしかないからです。
 
 
 
実際にはマネジメントの問題を解決したり、コンサルシステムの改善、予約の取り方の改善などを実施しなければならないし成果は数値で管理されていなければならないのです。
 
そして毎月数値をみながら改善を続けることが必要になる。
 
また、売上が増えたことで変動費や固定費がどう変化するのかも見逃せません。
 
 
 
 
「根拠」が抜けている中期経営計画には意味がない。
 
私はそう思うのです。
 
12月に院長がやるべきことは来年の目標達成の為の根拠を積上げることです。
 
根拠のない経営計画を立てて安心するのはもう止めた方が良いと思います。
 
 
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