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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長が尊敬される為に大切な5つの視点  [2020年02月21日]
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
以前にも書いたことがあるのですが、プライマリケアを実践する歯科医院にとって一番大切なこと、それは
 
 
「医療の視点」です。
 
・患者に健康教育をする
・地域住民が病気になれば治療する(在宅・施設も含む)
・地域と連携して1次2次3次医療それぞれの役割を果たす
・臨床を通じて医学の発展に寄与する
 
 
「医療の視点」が根底にあり、治療技術やチーム医療をどう高めていくのかを常に考え実践している。それが何よりも大切なのです。
 
 
 
院長の「医療の視点」が未熟であれば歯科医院経営はどこかで躓く、医療機関と40年関わってきた私の実感です。
 
私が経営コーチとして歯科医院に関わっているのも真摯にプライマリケアに取組む開業医に感動し、共感し、心から力になりたいと考えたからです。
 
院長が自らを、スタッフを、患者を、巻込んでいくには「医療の視点」が輝いていなければならないのです。
 
でないと誰からも尊敬されない。
 
 
 
 
 
そして「患者の視点」
・一方通行ではなく患者を理解し心理的困難に寄りそう
・ソーシャルワークにより患者の社会的困難解決に取組む
・患者自らが健康維持に努めるよう健康教育を重視する
 
 
どれだけ地域から必要とされ患者に寄り添えるのか。
院長やスタッフが患者家族の歴史を知っていて、患者が院長の歴史を知っている。
 
患者が3世代で医院に通う。
 
20歳になった患者の子どもに
「あんたは小さい頃、歯の治療が怖くてピーピー泣いていたな」と院長が言い、患者が恥ずかしそうに笑う。
 
 
プライマリケアはそれ程患者に近い。
 
 
 
 
 
そして3つ目の視点は「財務・経営の視点」
 
日本で医療機関経営をしている限りこの視点からは逃れられない。
 
 
 
プライマリケアを実践していくには
 
・医療の視点
・患者の視点
・財務の視点
 
のすべてが成立していることが大切になる(同時並行的ではない)。
 
 
この3つの視点に基いて
 
・業務改善プロセスの視点
・人材育成と組織変革の視点
 
が進められる。
 
 
 
油断することなく5つの視点を磨いてきた医院だけが
 
・患者から支持されている
・経営的に安定している
・院長もスタッフも心理的経済的に豊かになる
 
の三方よしな歯科医院になれる。
 
 
 
 
開業したての院長の視点はだいたい偏っている。
 
しかし、最近は上記5つの視点がそろっていて開業後にロケットスタートができる院長も登場し始めている。
 
歯科医院経営を成功させるには「院長がスタッフから尊敬されている状態」を創り出すことが必要です。
 
その為に段階的に5つの視点を磨いてくださいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
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