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◆歯科医院経営ブログ

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10年後に生き残れない歯科医院について考えてみました  [2019年10月26日]
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
いろんなタイプの院長と出逢い、いろいろな歯科医院を見てきたなかで、「10年後には閉院してしまっているかも」と感じる医院があります。
 
 
①保険のう蝕治療中心、訪問はせず、自費が少なく、衛生士が在籍していない医院(か強診も取得できない)
②自由診療なのに紹介を広げられない院長
③過疎地にあるのに遠くから患者を集める力がない院長
④小規模歯科医院なのに大きな歯科医院の真似をしようとする院長
⑤上手くいっていないのに自分のやり方を変えない、行動しない院長
 
 
なかでも⑤の院長は厳しいと思います。
 
 
開業して上手くいっていないのに先輩のアドバイスを実行しない。
 
開業して10年で初めて売上が前年を下回った。しかし、偶々だと思って同じやり方を続けてしまう。
 
典型的な失敗パターンです。
 
 
 
 
確かに「変わる」ことに人はストレスを感じます。
 
成功体験に固執したくなります。
 
 
でも上手くいっていないなら、
 
①考え方
②戦略・戦術
③行動量
 
の何かを変えなければ何も変わらないのです。
 
特に「考え方」を間違うと「戦略戦術」「行動量」が足りていても思うような成果が出ない。間違った方向へ努力するので状態が悪化することも多いのです。
 
 
しかし、自分では「考え方」が間違っているとは気づきにくいので、間違った方向で努力を続けるのです(一貫性の原理)。
 
 
 
歯科医院経営が上手くいくやり方はほぼ決まっている。
 
①地域に愛される歯科医院の法則
②お金の法則
③人を集める法則
④人の扱い方の法則
⑤ステージアップの法則
 
など、成功している院長はそれらをコツコツと学び医院に落しこんでいる。
 
「守・破・離」の教えに従ってコツコツとその実現に「戦略戦術」「行動量」を投下すれば良いのですが、最初から何故か自分のやり方に固執する。今が上手くいっていないのに過去に上手くいった方法でやろうとする。
 
それが差別化だと勘違いしている。
 
 
 
でも、それでは駄目なのです。
 
 
「素直」に学び行動する院長は周りから支えられて上手くいき、最初からオリジナルになろうとする院長が迷路に入りやすい。
 
壊滅的な失敗を避けながら小さな失敗で経験を積み、院内を修正しつづける院長が上手くいっている。
 
 
 
上位ステージにいる院長から真摯に学び可愛がってもらえる関係を築く。
 
 
それが成功への一番の近道なんですが・・
 
 
 
「守」を経ないでオリジナルになれる院長なんて殆どいない。
 
 
上手くいかなくても自分のやり方にこだわる。モデリングしない、修正しない、行動しない・・・
 
そんな事を続けていると10年後には存在していない。
 
 
そう思うのです。
 
 
 
 
 
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