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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院で患者から「予約が取りにくい」と言われたら?  [2019年05月22日]
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院では、患者がなかなか集まらずに苦労されている歯科医院もあれば、患者が多くて患者が希望する日に予約が取りにくい歯科医院もあります。
 
 
 
先生は、アポイント帳がいっぱいで患者の予約が先延ばしになってきたらどう対策されますか?
 
 
・ユニットを増設できる
・勤務ドクターを採用できる
 
なら良いのですが、実際にはテナント開業などでこれ以上は拡張できない場合や、勤務ドクターを募集しても応募がないなど、そう簡単ではありません。
 
 
 
もし、かかりつけの患者が急性症状で診て欲しいと電話をしてきたら・・・。
 
 
 
 
まず、患者は大まかに
 
<治療> 歯科医師
・再診患者
・予約の初診患者
・かかりつけ患者の急性症状
・飛込みの急性症状
・急性症状のない飛込み
・事故によって救急搬送される患者
 
<定期的な歯周治療> 歯科衛生士
・予約の歯周治療患者
 
に分類されます。
 
 
 
こうして見ると不確定要素が大きいのは「治療」ですね。
 
 
治療枠の取り方は医院によって結構違いますので、急性症状の患者を受入れられるかの元々の余裕度が違います。
 
勤務ドクターも、いま治療している患者の「治療の区切り」を上手くつけ、時間を生み出せる人もいれば、最初に決まっていた時間通りにしか治療できない人もいるのです。
 
 
 
医院によって条件が違いますので、このブログで「こうやれば良いです」とは書けないのですが、アポイントの入れ方についてチームで話し合っていくことは大切です。
 
 
 
特に、どういった患者を優先するのかを決めることは重要で、それによって集まる患者層が変わってきます。
※念の為、お金持ちを優先するということではありません。
 
 
 
 
 
患者が多いのに医院の拡張性を担保できない場合、どうするのか?
 
「需要」に対して「供給量」を明確にすることも院長の仕事なのです。
 
 
 
船長である先生の船が大人気で、定員を超えて溢れんばかりの人が乗船したら何が起こるでしょうか?
 
さらに詰込みますか?
 
 
昔から通い続けてくれている常連顧客は満足してくれるのでしょうか?
 
 
マーケティングにおける技術はいろいろありますが、それよりも院長がどうしたいと考えているのかが大切です。
 
※単純に枠を短くする、並列で診る患者を増やすということが間違いであることはご存じだとは思います。
 
 
 
長く通ってくれる患者が快適に通い続けられる為に、チームで改善できることはまだまだ沢山あると思います。
 
 
さあ、いつスタッフと話し合いますか?
 
 
 
 
 
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